差押えまでにかかる期間について

近年、差押えによる競売物件が減少し、任意売却を検討される方が増えています。競売物件の減少と任意売却の増加には、一体どのような背景があるのでしょうか。

不動産競売物件が減少している要因

金融機関による競売の申し立ての件数は、不動産価格の高騰がみられた2007年あたりに大きく増えました。しかし、リーマンショックが起きた事をキッカケに「金融円滑化法※1」が施工されてからは、差押えによる競売物件の件数は大幅に減少していきました。また、多くの不動産業者が任意売却市場に参入し、競売になる前に物件を仕入れている事も、競売物件が減少している要因の一つと考えられます。

※1…「金融円滑化法」とは、中小企業または住宅ローン債務者から返済条件の見直しを申し出られた場合、金融機関は出来る限り応じなければならないとしています。

任意売却の件数は上昇傾向

競売物件の件数が減少している一方で、任意売却の件数は増えています。一般の方にも任意売却という選択肢が浸透していると考えられますので、いい傾向と言えるのではないでしょうか。
任意売却なら競売にかけるよりも希望の価格で売却出来る可能性が高くなるため、住宅ローン返済にお困りの方にとって大きなメリットがあります。

また、不動産会社様をはじめとした任意売却事業に参入する企業様にとっても大きなビジネスチャンスです。現在、不動産市場では、中古マンションを中心に物件数が不足しています。差押え情報を活用し、任意売却を検討している世帯にダイレクトにアプローチする事で、大きな成果を得られるでしょう。競売になる方の大多数が税金の滞納から住宅ローンの滞納に移行する特徴がございます。

差押え情報の調査リストをご提供します

弊社では、営業のツールとして活用して頂ける差押え情報などの不動産登記情報を低価格でご提供しております。エクセルファイルでの納品ですので、リストの編集や管理が簡単に行えます。差押え情報の他に、売買・相続・空き家調査などのリサーチデータもご利用頂けますので、消費者金融業者様や遺品整理業者様、リフォーム・建築会社様などの営業活動にお役立て下さい。

弊社では初期費用、定期契約など一切ございません。